Ardnahoe 3rd Release Bholsa by Air / 50% / 700ml / Bottler : Distillery Bottling [Scotland]
アイラ島9番目の蒸留所として2024年に発売開始。オーナーであるハンターレイン社はオールド・モルト・カスク(OMC)やオールド&レア等のボトラーとして知られ、また近年ではスカラバスやジャーニーシリーズといったモルトウイスキーで人気を博しています。
代表であるスチュワート・レイン氏は若かりし頃にブルイックラディ蒸留所で働いており、当時よりアイラ島への愛と情熱を持ち続けていました。そして2013年、スチュワート氏は息子であるアンドリュー氏、スコット氏とハンターレイン社を設立し、「自分たちの手でウイスキーを作る」という長年の夢に向かって動き出します。
紆余曲折の後、彼らは2015年にアイラ島の北東部、アードナッホー湖畔にある土地を購入し、2016年後半には蒸留所の建設に着手、2018年10月に蒸留を開始しました。日本を含む世界中から多くの方が見学に訪れ、そしてスコットランド随一と言える、その美しい景観に皆が魅了されています。
【Islay Single Malt Scotch Whisky / Cask Type : predominantly Oloroso Sherry Casks】
アイラ島9番目の蒸留所「アードナッホー」より待望のシェリーカスク!
昨年2024年の5月と9月、立て続けにオフィシャルボトルのリリースを開始したアイラ島9番目の新しい蒸留所アードナッホーから、新たな第3弾「BHOLSA ボルサ」。
アイラ島の北海岸にあり、洞窟や崖を有する秘境スポットの名称から取られたこのボルサ、中身は待望のシェリーカスク熟成品です。100%シェリー樽ではありませんが、構成比で半分以上がオロロソ樽原酒ということからも、その味わいに期待が膨らみます。ピートレベルも前2作と同様の40ppm、「ピート&シェリー」が楽しめる待望のボトルではないでしょうか。
シェリー樽熟成ということでえんじ色が用いられたデザインになっています。熟成年数も明らかにされておりませんが、蒸留開始時期を考慮すると前2作とほぼ同じぐらいの熟成年数ではないかと推測されます。もちろんノンカラー、ノンチルフィルターでボトリング。
【テイスティングノート】
赤い果実、クルミ、オレンジの皮、ピートスモークの香り。口に含むと、レーズン、デーツ、熟したプラムがアイラピートによってしっかりと支えられ、コショウのような長い余韻へと続きます。
[輸入元資料より]