Green Dram World Blended Malt Whisky / 46% / 700ml / Bottler : Kuju Distillery [Japan]
久住という土地
九州のほぼ中心に位置し標高約六〇〇メートルあり冷涼な気候と久住高原の雄大な自然に囲まれています。澄みきった空気と豊かな湧き水に恵まれたこの土地はまさにウイスキーづくりのためにある土地といえます。
雄大な自然
広大な緑のパノラマが眼前に広がる久住高原(くじゅうこうげん)は、阿蘇くじゅう国立公園の一角に位置します。
良質な水
地下水位が高く、湧き水がある何より、十分な量の良質な水を確保できること。ウイスキーづくりにおいて水は大切な要素の一つです。その水が十分な量で確保でき、しかもそれが良質ともなると、もはや奇跡です。ウイスキーづくりはこの水に支えられています。
【World Blended Malt Whisky】
日常を彩る「DRAM」として
「Dram(ドラム)」がウイスキーを指すようになったのは18世紀頃のスコットランドとされます。語源は古代ギリシャ語の「ドラクメ(drachme)」。英国を経てスコットランドで「少量のウイスキー」を意味するようになり、寒い夜に仲間や家族と楽しむ象徴となりました。今日も「DRAM(ドラム)」は、日常に小さな幸せをもたらすキーワードとして親しまれています。
【テイスティングノート】
カラー:オレンジがかったゴールド。
香り:バニラ、みずみずしい花、新緑の草原、心地よいオークの香り。
味わい:モルトの柔らかい甘み、花の蜜、ブラウンシュガー、焼菓子。
フィニッシュ:爽やかな酸味とウッディ、少しのスパイス。
■久住蒸溜所
【ポットスチル】
スコットランドのフォーサイス社製ポットスチル。初溜釜が2500L、再溜釜が1800L。ともにストレート型を採用。加熱方式は蒸気の間接加熱。再溜釜が小ぶりな分、酒質は重め。冷却は、シェル&チューブ方式。
【麦芽と発酵】
麦芽は主に輸入麦芽を使用。約1割は県内の契約農家に委託栽培した大麦を使用。1回の仕込み量は500kg。
発酵槽は、木槽(樹齢数百年のダグラスファー)が5基。1バッチあたりの仕込み量は2500L。発酵日数は4日間。
【熟成樽と貯蔵庫】
原酒の個性を感じてもらいやすいため主に中古バーボンバレルを使用。
樽のバリエーションは、シェリー、ワイン、ラム、アルマニャック、カルバドスのほか。
冷涼な気候の中で、熟成は比較的ゆっくりと進行。第1熟成庫は、伝統的な「ダンネージ式」を採用。2022年9月に第2熟成庫完成。こちらは「ラック式」を採用。現在、第3熟成庫の建設準備中。
[蒸溜所HPより]