Apogee XII Pure Malt Whisky / 12yo / 46.3% / 700ml / Bottler : Bimber Distillery [UK]
"ロンドンの情熱" クラフト蒸留所 『ビンバー蒸留所』
ビンバー蒸留所は、ロンドン西部のノースアクトンで2015年に設立されました。創設者のダリウス・プラゼフスキー(Dariusz Plazewski)氏は、ポーランド出身で”ビンバー”とは、密造酒を意味し、またポーランドの国章にもなっている『鷲』を示す言葉でもあります。ウイスキーを愛する仲間と共に開始した同蒸留所は、現在ではほとんど見られなくなった伝統的な製法を用いて、個性的で高品質なシングルモルトウイスキーづくりを使命としています。
【Blended Malt Whisky / Cask Type : Used Bimber Single Malt Ex-Bourbon Casks】
まさに完成の域に達したピュアモルトウイスキー
ビンバー蒸留所から、12年熟成のプレミアム・ピュアモルトウイスキー「アポジーXII」をご紹介いたします。
ビンバー社が、ハイランドとスペイサイドの両方で最高級のシングルモルトウイスキーを調達し、これらのウイスキーを最低12年間熟成させました。
その後、巧みで細心の注意を払ったブレンディングと、ビンバーの受賞歴のあるロンドンシングルモルトウイスキーの熟成に使用したEx-バーボンカスクで追加熟成させることにより、鮮やかな果実味とスパイスの効いた特徴に由来するフレーバーが複雑な層をなした完璧なバランスに高めています。
着色や冷却濾過なしで、46.3%のアルコール度数で瓶詰めされた「アポジーXII」は、ビンバー社の小型銅製ポットスチルの表面を模して作られた手触りの良いハンマーガラスが特徴的な、特注ガラスボトルで提供されます。
ブレンディングの技はバランス
すべてのウイスキーは、どの国のものであっても、同じように質素な材料から作られています。最高のウイスキーを組み合わせて、その味わいを高めるのは、ブレンダーの専門技術です。並外れたアロマと特徴的なフレーバーが、完璧かつアポジー(極上)なバランスで調和しています。
ビンバー社では、アメリカやヨーロッパから最高級のアメリカンオークやシェリー樽を厳選して調達しています。様々な種類の樽を使用することで、独自の風味を生み出す柔軟性を実現しています。また、異なる風味を創出するため、小さい樽を使用することもあります。必要に応じて樽を修理したり、再チャーリングができる自社のクーパレッジを敷地内に持っていることが強みであり、丁寧に作り出したスピリッツを最良のオークと掛け合わせ、ビンバーのウイスキーの品質を確かなものとする鍵であると考えています。
【テイスティングノート】
カラー:ディープゴールド。
香り:スパイスの効いた洋ナシとオーブンで焼いたアプリコットフラン(カスタードタルト)は、キャンディーネックレスの甘さとローズウォーター、ナツメグ、パウダージンジャーで香り付けされています。
味わい:様々な果実のシロップや核果(桃や梅など)の快活でフレッシュな口当たりで、軽く焦がしたオーク、穏やかなホワイトペッパー、冷えたミントがサポートします。
フィニッシュ:熟した甘い果実の余韻と、香ばしいオークの香りが調和しています。
[Comment by Bimber Distillery]