2021年ともにウイスキーの蒸溜を開始した新潟亀田蒸溜所と新道蒸溜所
それぞれの土地で、それぞれの考え方と製法でウイスキー造りを続けていた二つの蒸溜所が、互いのモルト原酒を交換しました。交換したのは、ノンピートのバーボン樽熟成原酒。それぞれ複数の樽から選定した原酒を交換し、それぞれ独自にヴァッティング。同じ二つの蒸溜所の原酒から、それぞれの解釈による二つのブレンデッドモルトウイスキーが生まれました。
亀田蒸溜所のモルトを85%、新道蒸溜所のモルトを15%使用。香りは桃のような香りがあり、口に含むと甘く長く続く余韻が続きます。新道蒸溜所の香り高いトップノートを活かし、亀田条理所の南国の果実のようなフルーティーな酒質と深く甘く続く余韻が特徴です。
華やかな立ち上がりと、長く続く余韻
新潟亀田蒸溜所と新道蒸溜所。ともにニューメイクの品質を大切にし、華やかな香りや甘さを持つウイスキーを目指しています。しかし、実際に互いの原酒を向き合わせてみると、その魅力の現れ方には違いがあります。
新道の原酒から強く感じるのは、グラスから立ち上がる華やかなトップノート。複数酵母の使用によって生まれるエステルや、バニラ、ピーチを思わせる甘い香りが、最初の瞬間から印象を残します。
一方、亀田が大切にしてきたのは、口に含んだ後から飲み終えた後まで続いていく味わいです。木桶での発酵をはじめとする製法によって生まれるトロピカルフルーツを思わせるエステルと甘さ。そして狭いミドルカットによる雑味の少ない澄んだ酒質。その味わいが口の中で広がり、長い余韻へとつながっていくことを目指してきました。
最初に華やかさを感じさせる新道
飲み進めるほどに、長い余韻を残す亀田
この二つの個性を合わせたらどんなウイスキーになるのか。それが今回の原酒交換で私たちが最も興味を持ったところでした。
今回のヴァッティングは、どちらかの原酒に足りないものを、もう一方で補うためのものではありません。それぞれが単独でも個性を持つ原酒を重ねることで、これまでになかった香味の流れをつくること。
新道の華やかなトップノートから始まり、二つの原酒が重なりながら味わいが広がり、最後には亀田らしい長い余韻へとつながっていく。香りからフィニッシュまで、一口の中でどのような流れをつくれるのか。そこを考えながら、亀田としてのヴァッティングを組み立てました。
[商品紹介より]
※この商品は同時期に蒸溜を始めた亀田蒸溜所と新道蒸溜所がお互いにブレンドした商品を発売する企画です。互いの解釈が異なるため、ブレンド比率も異なり、双方味わいが異なります。
(新道蒸溜所がブレンドした商品と中身は異なります)
価格:16,500円(税抜 15,000円)