Domaine de Charron 1990-2021 / 30yo / 47.4% / 700ml 【The Spirit of Art Limited Edition 2021】 / Bottler : Valinch & Mallet [UK] 
[Italy] 
『ヴァリンチ＆マレット』は、2015年9月に二人のイタリア人（ダヴィデ・ローマンとファビオ・アーモリ）によって設立されました。二人の経歴はそれぞれ異なり、ダヴィデは投資ファンドの元トレーダーで、ビール（自家製の研究）や、特にスピリッツやウイスキーに多大な熱意を抱いていました。ファビオは酒類業界で25年間のキャリアをもち、最初にワイン、その後ウイスキー業界に従事し、有名なリチャード・パターソンのクラスに参加したこともあります。
『ヴァリンチ＆マレット』の発想は、イタリア人のデザイン感覚、審美眼、職人魂に対する敬愛と、ウイスキーヘの情熱を結集することでした。彼らがウイスキー選びをする基準は、極めてシンプルです。“彼ら自身が飲みたいもの”、“蒸留所の特徴を具現しているもの”、“熟成のピークでボトリングすること”です。現在ではフランスをはじめ世界各国に輸出しています。
【Bas-Armagnac - Perquie / Cask Type : French Oak #51 / No of Bottles : 292】
【テイスティングコメント】
カラー：アンバー。
香り： 緑茶とニス、シダと苔、バナナの皮、ミント風味の紅茶、フレッシュバター。
味わい：一口目はニス、次に桃とオレンジマーマレード、黒コショウ、プルーン。
フィニッシュ：ロング。しっかりとしたオーク。
[Tasting by Valinch & Mallet]
ジャコモ・モドロ / Giacomo Modolo
（提供：CRAG Gallery - Turin）
1988年イタリア・ヴィチェンツァ生まれ。ヴィチェンツァ美術学校を卒業後、2011年2月にヴェネツィア美術アカデミーでグラフィックアートの学士号を、2013年2月には同校の大学院で装飾の学位を取得。イタリア国内外でのグループ展に参加し、ペインティング、ドローイング、グラフィックを展示。
2011年から2012年にかけては、ヴェネツィア美術アカデミーのアルベルト・バレッティ教授のカルコグラフィー（銅板画）研究室で講師を務め、現在はヴェローナのチニャローリ・アカデミーで絵画、研究、実験の教授として働いています。
ジャコモ・モドロの作品は、表現の偽造と脱構築を特徴とし、実際には、鮮やかな空間と具象的具体性を持つ主題と対象を描いています。この作家は、形と色の組み合わせで表現し、目に見える参照資料のない環境に置かれた人間の姿に生命を吹き込み、それは作家の想像力と洞察力の賜物です。
これは、彼が「サイン」と呼ぶものを通して、デザインで最初に現れる思考の物質化につながります。次に、完璧なバランスで形とボリュームを与え、構図内部のダイナミズムを表現することができる絵画。被写体は、現代社会で語られ、その後再解釈された物語、経験、記憶を意識的に推敲し、表現することで、絵画の中を移動しているのです。
