Blue Spot 7yo Cask Strength / 58.4% / 700ml / Produced exclusively for Mitchell & Son / Distillery Bottling : Midleton
「スポット ウイスキー」は、有名なワイン商でウイスキーの造り手としても名を馳せていた“ミッチェル&サン社”との協働によって1920年代にアイルランド・ダブリンで誕生した、伝統的製法で造られる“シングルポットスチル ウイスキー”です。各商品名とボトルのアイコンは、かつて、熟成樽の中身に応じてペンキでスポット(=印をつける)したことに由来しています。上質なアイルランド産のモルト(大麦麦芽)と未発芽大麦を原料とし、銅製のポットスチル(単式蒸留機)で3回蒸留することによって、絹のようなクリーミーな口当たりと、ポットスチルならではのスパイシーさとフルーティーさを生み出しています。熟成には、バーボン樽のみではなく、シェリーやマラガワイン、マルサラワインなどの酒精強化ワイン樽が使われており、それぞれの樽に由来する特徴的な味わいが世界中で高く評価されています。
【Single Pot Still Irish Whiskey / Cask Type : American Bourbon Barrels, Spanish Sherry Butts and Madeira Casks】
・アイリッシュ・ウイスキー・マスターズ 2021、2022 金賞 及び 2023 マスター
・インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティション 2024 金賞
1920年代から続く“ミッチェル&サン社”との協働の歴史
ミッチェル&サン社(Mitchell&Son)は、1805年の開業時から高級ワインと王室御用達の菓子の取り扱いで有名でした。1887年にウイスキーボンディング事業*に進出すると、ジェムソン・ボウ・ストリート蒸留所からニューメイク・スピリッツを購入し、自社の地下貯蔵庫にてバーボン樽のみではなく、さまざまな酒精強化ワイン樽を熟成に使用していました。1920年代の「スポット ウイスキー」の登場以降、その美味しさが愛好家の間でまたたく間に人気となりました。その際に暗い地下貯蔵庫でも判別しやすいように樽にペンキでスポット(=印をつける)したことが、現在のボトルのアイコンと商品名の由来となっています。
*ウイスキーボンディング事業とは、蒸留所からニューメイク・スピリッツを購入し、自社所有している樽で熟成し、ボトリング、そして販売までするアイルランド独自のビジネスモデルです。
上質なアイルランド産原料と伝統製法で造られるシングルポットスチル アイリッシュウイスキー
“シングルポットスチル アイリッシュウイスキー”は、未発芽の大麦とモルト(大麦麦芽)を原料とし、アイルランド国内の単一蒸留所のポットスチル(単式蒸留器)で蒸留されたアイルランド独自の伝統的なウイスキーです。
「スポット ウイスキー」は、厳格な品質テストをクリアした上質なアイルランド産の未発芽の大麦とモルトを原料とし、銅製のポットスチルで3回蒸留することで、“シングルポットスチル アイリッシュウイスキー”の真髄とも言える、ふくよかで複雑な風味とクリーミーな口当たりに仕上げています。
酒精強化ワイン樽を使用したユニークな味わい
「スポット ウイスキー」の熟成には、バーボン樽やシェリー樽のみではなく、さまざまな酒精強化ワイン樽が使われており、そのユニークな製造方法とそれぞれの樽に由来する特徴的な味わいが世界中で高く評価されています。
ブルー スポットの特徴
熟成年数7年~20年までのポットスチルウイスキーで構成され、バーボン樽、シェリー樽、ポルトガル産マデイラ樽で熟成されています。ポットスチル由来のスパイス、焼きリンゴ、ヘーゼルナッツ、トーストした木の香りと、スムーズな口当たりとフルーツのほのかな甘みが特徴です。エキゾチックなフルーツとスパイスがバランスよく持続し、洗練された余韻が残ります。
*度数:カスクストレングスのため、バッチナンバーにより異なります。
【テイスティングノート】
香り:パイナップル、キウイ、グリーンバナナ、ライムに続き、ポットスチルのスパイス、焼きリンゴ、ヘーゼルナッツ、トーストしたオークの香りが広がります。
味わい:滑らかな口当たり。フルーツやほのかなクローブオイルと、あらびき黒胡椒の絶妙な組み合せに、甘いスパイス、バニラ、シナモンが加わります。
フィニッシュ:エキゾチックなフルーツとスパイスがバランスよく持続。
[輸入元商品紹介より]