Bruichladdich Black Art 10.1 / 29yo / 45.1% / 700ml 【Limited Edition : 2022 Release】 / Bottler : Distillery Bottling [Scotland]
ブルックラディ蒸留所は、ヘブリディーズ諸島、アイラ島の西海岸沿いにあり、1881年に設立された当時のままの伝統的な蒸留設備と、革新的なウイスキーづくりが見事に融合した蒸留所です。
ブルックラディのウイスキーには蒸留所の信念が語られています。それは、ウイスキーは信頼性を持つべきだ、という考えです。 どこで蒸留され、どこで熟成されたのか。テロワールはそれがつくられた土地や原材料の大麦や水について語り、人の魂がスピリッツに命を与えるのだと信じています。
【Islay Single Malt Scotch Whisky】
ブルックラディ蒸留所のヘッド・ディスティラーが、特別に厳選したキュヴェシリーズ
「ブルックラディ ブラックアート」は原酒の組み合わせや、レシピは、その創造主であるブルックラディのヘッド・ディスティラー、アダム・ハネットのみが知る数量限定品。ウイスキー造りにはルールも制限もない。唯一無二のシングルモルトであるがゆえに、二度と同じウイスキーは造れない。どの作品も、熟成庫に眠る全カスクの中から、極めて特別なカスクをヘッド・ディスティラーが選び出し、ボトリング。
今回の「ブルックラディ ブラックアート Edition 10.1 」は、ブルックラディ蒸留所復興前の樽(2001年以前の樽)を使用し、アイラ島で29年間熟成し造られました。アダム・ハネットによる6作目となり、カスクの種類は同氏のみぞ知る。
【テイスティングコメント】
カラー:マホガニー。
香り:明るい果実のノートに迎えられます。トーストしたオークの芳香が、プラリネチョコレート、シダー、レザー、ほのかなクローブやナツメグの風味を引き出しています。続いてスイート・アプリコットジャム、熟れたメロン、ダークチェリー、カシスといった果実のノートが現れます。レモンの皮や蜂蜜漬けグーズベリーのような軽やかな甘酸っぱさがあり、ゼラニウムやスイカズラの繊細なフローラル・ノートが、さりげなく香るヨードやレザーとのバランスを見せます。
味わい:オレンジ風味の麦芽糖、ジンジャーナッツ・ビスケット、レモンメレンゲパイに、スイート・アプリコットジャム、マジパンが続きます。トーストしたオークに引き出されたなめらかなチョコレートやバニラの香りが、シロップ漬けフルーツ、レーズン、プラム、メロンを見事に引き立てます。やがて、ヨードやほのかにココナッツが現れ、あたたか味のあるジンジャーやシナモンを思わせるオークのスパイスが繊細に香ります。なめらかなテクスチャーで、シングルモルトの深みとバランスが口の中一杯に広がります。
フィニッシュ:タブレットやファッジのノートを感じる、スムーズでソフトなフィニッシュ。一方で、熟れた果物、微かなタバコ、さりげないジンジャーの余韻が残ります。
[輸入元資料より]