Linkwood 15yo / 46% / 700ml 【Distillery Labels】 / Bottler : Gordon & Macphail [Scotland]
1895年創業、125年以上の歴史があり、シングルモルトの市場が誕生する前からシングルモルトをボトリングし販売していたパイオニアである老舗ゴードン&マクファイル(以下GM)社。
GM社を代表する「蒸留所ラベル」は、各蒸留所の樽を購入するのではなく、自社で用意した樽に蒸留所でニュースピリッツを詰めてもらい、蒸留所で熟成を経た後、独自のクオリティコントロールを行い独自のラベルでボトリングするというライセンスが与えられた、他社には出来ないGM社ならではのものです。
【Speyside Single Malt Scotch Whisky / Cask Type : 1st Fill and Refill Sherry Casks】
G&Mの準定番、蒸留所ラベル
看板シリーズのコニサーズチョイス以上にGMの代名詞ともいえる長年続くボトルが、この蒸留所ラベルシリーズ。特にリンクウッドは、準オフィシャルと言っても過言ではないほど、この蒸留所のスタンダードアイテム的認識を持っている方も多いかと思います。GM社と蒸留所の特別な関係があるからこそ培ってきた評価で、シェリー樽熟成のもはや鉄板的アイテムですが、今後の同社の経営方針を鑑みると、このあたりのスタンダードアイテムもいつ入手困難となっても不思議ではありません。
【テイスティングノート】
香り:フルーティーでフレッシュ。ドライシェリーや熟したストロベリーとラズベリーのアロマがさっぱりしたシトラスレモンによって引き立てられます。ビターなオレンジマーマレードが広がり、温かいシナモンやトフィーと混じり合います。
味わい:最初にたっぷりの甘み。時間の経過と共にまろやかになり、優しく温かいクローブやシナモンのスパイスの風味が広がっていきます。クリーミーなホワイトチョコレートがジューシーなタンジェリンと絡み合います。
フィニッシュ:フレッシュなハーブのニュアンスや、わずかにドライなココアパウダーを伴った、程良く円熟したフィニッシュ。
[輸入元資料より]