Scarlet Cask Marriage Batch 6 / 29.8% / 700ml / Bottler : Iseya Distillery [Japan]
伊勢屋酒造は、神奈川県相模原市緑区(東京都と山梨県の境目にあり、都内からは電車で約1時間)に位置し、甲州街道9番目の宿場町小原に現存する、築100年の古民家を再生し製造場としました。
造られるリキュールの製造方法は古典的で、また製造から瓶詰まで全てハンドメイドでおこなわれます。
【Liqueur】
『Amaro:アマーロ』とはイタリア語で【苦い】を意味し、【苦味】を帯びたリキュールの総称で日本にも古来より「良薬口に苦し」という言葉があるように、薬として何がしかの効能を求め製造された歴史があった。スカーレットは、日本の緋色(ひいろ)のことでコチニール貝殻虫から抽出された動物性の色の名称。
1800年代のアマーロのレシピ等を参考に、約20種類のボタニカルを用いている。日本で生まれた草根木皮を使用していることから、何処か日本らしさが感じられる事も特徴だ。
今回でbatch6となるカスクマリッジは生産者の元永氏も太鼓判の1本。
ニガヨモギ、フェンネル、アンゼリカ、ブラッドオレンジピールなどを中心に約20種類のボタニカルを使用し丁寧に製造した。4樽のジャパニーズウイスキーの空樽で構成され、全ての樽は1年以上の熟成を経たスモールバッチとなる。
今まで以上の熟成を経たbatch6は液体としての完成度が更に向上し、カクテルはもちろんストレートやロックで試していただいても満足出来る仕上がりとなっている。
【ボタニカル】
草:ニガヨモギ、フェンネル、セージ etc..
根:ウコギ、スイバ、アンゼリカ etc..
木:シナモン etc..
皮:ブラッドオレンジ etc..
約20種類のボタニカルを使用。
【熟成(マリッジ)→瓶詰】
ジャパニーズウィスキーの空樽を使用し、築後100年以上の日本の伝統的な土蔵にて熟成。複数の樽で熟成された原酒をブレンド、1バッチ1,000本に満たないスモールバッチのクラフト規模をベースに瓶詰が行われている。
【畑】
開墾した畑にて、使用するボタニカルを実験的に栽培中。将来的には使用ボタニカルを全て栽培し、製造予定。
【テイスティングノート】
コチニールとオークが融合したアンバーカラー。オレンジピール、アプリコット、ビターチョコレート、少しのメンソールとタバコ。アフターにリッチなオーク感。旨味の優しいアマーロ。